まえがき    ★目 次


「超・映画評」と銘打たれているが、確かに、氾濫する駄文を超えた存在感を醸していて、その意味では「超・映画評」と言えるわけだけれども、実はこちらこそ本格的な、あり得べき映画批評、これぞ映画批評、なのである。奥山さんの批評には、作家(映画監督・脚本家)以上の知性や観察眼が、そこここに見られるが、それはまっとうな時代認識、時代感覚によって裏付けられたものと言うべきだろう。<遠藤浩一・拓殖大学日本文化研究所教授の「本書の発刊に寄せて」の本文より抜粋>

表紙カバー写真: 写真家・細江英公氏の「ポンペイ遺跡と現代人シリーズ」より