甲南小学校43回生・還暦年クラス会

 
 時は平成19年7月21日(土)、12時30分。明け方より降っていた雨も止み曇り空のなか、霧に少々煙るも梅雨まさに明ける気配を見せる六甲山麓、(株)渡辺農園経営の「ブルーミングメドー(Blooming Meadows)」(神戸市東灘区本山中町)で久しぶりに43回生のクラス会を開きました。
 参集したメンバーは、花と緑に囲まれ手入れの行き届いた庭園とログハウスにまず満足、ハウス内の3つのテーブルに分かれ各先生方とともに着席。
 お迎えした恩師・先生方は、宮崎勢四郎先生(86歳、16回生、元校園長)・美江子先生(87歳、16回生、元小学校担任)、己斐喜美子先生(81歳、元英語講師)、佐藤久美子先生(79歳、元幼稚園担任)。43回生の出席者は11名(写真
参照・小林隆太郎君提供)でした。
 すでに逝きし仲間5人(吉田和弘、中山正治、真野和彦、武田誠、伊藤信雄の各故人)の冥福を祈るとともに、宮崎勢四郎先生の43回生の健康を祈るとのご発声で乾杯を行いクラス会は始まりました。料理はブッフェスタイル、あっさりとした味付けの料理に、赤白ワイン、幻の銘酒 "十四代"(山形産)冷酒1升瓶飲み放題のサービスで皆さま方(はたまた世話役だけか?)は早々に上機嫌の様子でした。
 先生方となつかしい思い出話に花咲かせ、西園寺由美子さんのピアノ演奏のすばらしさにうっとりと耳傾け、彼女は昔からピアノが上手かったと先生方と往事を偲ぶのでした。なんとも不可思議な甲南小学校時代の繋がり、これからも恩師・先生方とともにこの同窓の絆を大切にしたいと思います。
 また43回生の東京クラス会は6月9日(土)、三菱「開東閣」(3年前と同じ場所、世話役は池浦隆一君)において開かれたことを皆さまに伝えしました。
 最後に、われわれいよいよ還暦を迎えるにあたって今更でもありませんが、2008年にクラス会旅行を計画している旨、そのアンケート結果を皆さまにお伝えしていると、たちまちにして閉会の時間15時となり、先生方をお送りし・・・別れを惜しみながらぼちぼちの散会となりました。
 今回のクラス会の世話役は阿部俊樹、古川博康でした。次回のクラス会旅行の世話役は稲畑謙一郎君、西園寺由美子さんにお願いしたいと思っています。ではまたお会いしましょう。

<付記>
「還暦」は60進法(10支12干)による呼称だが、論語では「三十而立」「四十而不惑」「五十而知天命」「六十而耳順」という。「耳順」は60歳の異称。理にかなえば耳を傾け、人の言うことを聞き理解できるということ。われわれ団塊の世代もいよいよこのような年になったのだ。